2010年12月03日
個人輸入への第4歩
個人輸入への第4歩、今回は「デチューンの可否とインボイスを確認しよう」
その前にデチューンの説明を致します。
デチューンがなぜ必要か?
日本の銃刀法では、エアガンの威力が 0.98J (98m/s・328FPS)を超えてしまうと
準空気銃となり、所持が違法となってしまいます。
これは日本国内だけの法律ですので、海外製のエアガンの場合は
この規制内に収まっていないものが殆どです。
ですので、海外ショップからの購入の際には、ほとんどのエアーソフトガンに対して
「デチューン」 と呼ばれる威力を落とす加工を行わなくてはいけません。
代表的なデチューン方法には以下のようなものがあります。
(スプリングカット/交換)
シリンダーを前進させるスプリング威力をカット、もしくは弱いものに交換することによって
ピストンの前進スピードを遅くし、威力を弱めます。
(ノズルカット/穴あけ)
シーリングノズルの長さを短くする、もしくは穴を開けることにより
シリンダからのエアを漏らし、威力を弱めます。
(ノズル前進位置後退)
タペットプレートによって前後進するシーリングノズル付近にパッキンやプラ片を詰め
ノズル前進位置を下げ、エアを漏らし、威力を弱めます。
(チャンバーパッキンカット)
BB弾を押さえつけるチャンバーパッキンに切り込みを入れ、保持力を弱めることにより
弱いエア状態で発射される状態を作り、威力を弱めます。
※ショップや銃の種類によりデチューン方法が違います。
上2項目の場合、威力が適切であればそのまま使っても問題が出ることはないかもしれません。
ですが、下2項目はそのまま使用すると破損につながります。
また、上2項目でも威力が極端に低い場合は調整が必要となります。
あらかじめ店に問い合わせをする、もしくは注文時にデチューン方法を指定して行ってくれる
ショップもあります。(必ず希望の方法で実施してくれるとは限りませんが)
注文時には上記の加工の他に
デチューンし威力を落としたことを証明する書類(初速証明書/Muzzle Velocity Certificate)
品物はトイガンであり、実銃ではないことの2種類の書類を必ず添付して頂きます。
これがインボイスです。
ですのでお目当ての銃があった場合質問フォーラムがどこのショップにもあるはずですので
「デチューンの可否」と「デチューンに対する費用は別にかかるのか」
「初速証明書」と「実銃では無いことの証明書」に対応できるか、用意出来るかが重要です。
尚、コンバージョンキット(メカボックスや発射機構が初めから無い物)でも
銃の形をしていれば「証明書」を用意してもらうほうが懸命です。
何故なら税関担当者はそれが銃の形をしているのにインボイスが無い。と税関で
足止めを食らう場合もあります。
(税関担当者からみたらそれに発射機構の有無の判断なんか出来ませんよね知識がある人は別ですが)
----------------------------------------------------------------------------
英文の一例を載せておきます。ただ、
自動翻訳サイトとして「Excite翻訳」「Yahoo翻訳」「Google翻訳」等を
活用しながらでもどうにか出来ます。
☆質問やオーダー時
Please adjust the power of the gun for Japanese Laws.(0.98J and below).
銃の威力を日本の法律向けに調整してください。
Is extra expense necessary for this adjustment ?
この調整に追加費用は必要ですか?
Please append Muzzle Velocity Certificate.
初速証明書をつけてください。
Please append documents showing that it is Toygun not a Real gun.
実銃ではなく玩具銃である事を示す書類をつけてください。
以上で個人輸入に関しては完結となります。
不足していたり「この場合どうしたらいいですか?」な
質問があった場合は追加で載せて更新致します。
ではでは。楽しいサバゲライフを+.゚d(゚ε`*)゚+.
その前にデチューンの説明を致します。
デチューンがなぜ必要か?
日本の銃刀法では、エアガンの威力が 0.98J (98m/s・328FPS)を超えてしまうと
準空気銃となり、所持が違法となってしまいます。
これは日本国内だけの法律ですので、海外製のエアガンの場合は
この規制内に収まっていないものが殆どです。
ですので、海外ショップからの購入の際には、ほとんどのエアーソフトガンに対して
「デチューン」 と呼ばれる威力を落とす加工を行わなくてはいけません。
代表的なデチューン方法には以下のようなものがあります。
(スプリングカット/交換)
シリンダーを前進させるスプリング威力をカット、もしくは弱いものに交換することによって
ピストンの前進スピードを遅くし、威力を弱めます。
(ノズルカット/穴あけ)
シーリングノズルの長さを短くする、もしくは穴を開けることにより
シリンダからのエアを漏らし、威力を弱めます。
(ノズル前進位置後退)
タペットプレートによって前後進するシーリングノズル付近にパッキンやプラ片を詰め
ノズル前進位置を下げ、エアを漏らし、威力を弱めます。
(チャンバーパッキンカット)
BB弾を押さえつけるチャンバーパッキンに切り込みを入れ、保持力を弱めることにより
弱いエア状態で発射される状態を作り、威力を弱めます。
※ショップや銃の種類によりデチューン方法が違います。
上2項目の場合、威力が適切であればそのまま使っても問題が出ることはないかもしれません。
ですが、下2項目はそのまま使用すると破損につながります。
また、上2項目でも威力が極端に低い場合は調整が必要となります。
あらかじめ店に問い合わせをする、もしくは注文時にデチューン方法を指定して行ってくれる
ショップもあります。(必ず希望の方法で実施してくれるとは限りませんが)
注文時には上記の加工の他に
デチューンし威力を落としたことを証明する書類(初速証明書/Muzzle Velocity Certificate)
品物はトイガンであり、実銃ではないことの2種類の書類を必ず添付して頂きます。
これがインボイスです。
ですのでお目当ての銃があった場合質問フォーラムがどこのショップにもあるはずですので
「デチューンの可否」と「デチューンに対する費用は別にかかるのか」
「初速証明書」と「実銃では無いことの証明書」に対応できるか、用意出来るかが重要です。
尚、コンバージョンキット(メカボックスや発射機構が初めから無い物)でも
銃の形をしていれば「証明書」を用意してもらうほうが懸命です。
何故なら税関担当者はそれが銃の形をしているのにインボイスが無い。と税関で
足止めを食らう場合もあります。
(税関担当者からみたらそれに発射機構の有無の判断なんか出来ませんよね知識がある人は別ですが)
----------------------------------------------------------------------------
英文の一例を載せておきます。ただ、
自動翻訳サイトとして「Excite翻訳」「Yahoo翻訳」「Google翻訳」等を
活用しながらでもどうにか出来ます。
☆質問やオーダー時
Please adjust the power of the gun for Japanese Laws.(0.98J and below).
銃の威力を日本の法律向けに調整してください。
Is extra expense necessary for this adjustment ?
この調整に追加費用は必要ですか?
Please append Muzzle Velocity Certificate.
初速証明書をつけてください。
Please append documents showing that it is Toygun not a Real gun.
実銃ではなく玩具銃である事を示す書類をつけてください。
以上で個人輸入に関しては完結となります。
不足していたり「この場合どうしたらいいですか?」な
質問があった場合は追加で載せて更新致します。
ではでは。楽しいサバゲライフを+.゚d(゚ε`*)゚+.
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実銃用のハンドガードを個人輸入したいのですが、この場合証明書をつけてもらっていても税関で止められるでしょうか?
こちらこそ初めまして^^
実際に射撃に関係の無いパーツでしたら大体は問題ないはずです。
たとえば、撃鉄や撃針、腔綫のある銃身等はモデルガンなどに加工すると実銃として機能してしまいますので規制がかかります。
今度チャレンジしてみます!