2011年04月15日
G&G製 UMG (UMP)
さて、今回はG&G製 UMG(UMP)のご紹介&分解整備まで進みます。
簡単なので1回で終了です(・∀・)
■紹介編■


パッケージと梱包内容。流石G&G製だけありチープさを微塵も感じさせませんね。
付属内容はUMG本体、多弾マガジン(530発)、20㎜レイル(左右分)、マニュアル、
クリーニングロッドです。



UMPとはUniversale MaschinenPistoleの略称ですね。
印象としてはMP5とG36Cの中間と言った感じでしょうか。

プルーフマークもしっかりと再現されております。
左側:ニトロプルーフ(対無煙火薬強度試験合格印)
中央:製造年A=0~K=9.この場合EGなのでE=4、G=6、46年製造と言う矛盾が。注①
右側:ウルム検査場での合格印。
注①=G36とUMPはほぼ同時期に開発が進められており実戦配備期間は1996年~
なので上記のようなEG(1946年製造)はありえない。
銀色のプレートは製造ロット№。

G&Gは作りは良いのですが、自己主張が強い所が玉に傷ですね(;´・ω・)

コッキングレバーを引くとボルトカバー内のホップ調節にアクセス出来ます。

セレクターはMP5系やG36系のようなイラストタイプ。

ボルトキャッチはダミーでは無くライブで可動、機能します。(詳細は動画で)

マガジンはM11やM10の様な直線タイプです。G&Gの自己主張が…w

個人的にはこの「6㎜ AUTO」の6を引っくり返して「9㎜ Auto」にして欲しかった。

ストックをたたむと非常にコンパクトです。G36系の様にストックをたたんだ時には
ラッチがあるので不用意に開いたりすることは無い。

MP5K PDWと比較。コンパクトさで言えばクルツの方が上だが実銃で言えば
射撃の安定性と装弾数、20㎜レイルによる拡張性の高さ、ポリマーフレーム採用による
重量の軽減、錆や腐食に強い等利点ではUMPが有利ですね。

MP5RASとの比較。このMP5のストックはUMPのを採用してます。全長で言えば、
ほぼ変わらずでMP5の方がハイダー分長い位ですか。


リアサイトは可倒式。オープンタイプとピープタイプを距離に応じて使い分けます。

リアサイトの調整は青丸で左右(ヴィンテージ)、赤丸で上下(エレベーション)です。

フロントサイトはH&Kでは見慣れたタイプです。欲を言えば左右への調整も再現
されていれば文句無しでした。

ハンドガード下部前方の左右にはスリングホールがあります。

同じくレシーバー左側にもスリングホールがあります。


バッテリーの脱着はストックを折りたたみ、後部ハッチを開いて奥からコネクターを
引き出します。バッテリー規格はAKタイプ(8.4v迄)
■分解編■

まずは赤丸部分のピンを押し抜きます。

マガジンハウジング内部のチャンバーを矢印の方向へ押しつけます(ドライバー等で)

後はこの様にロアレシーバーを回転させて取り出します。先ほどのチャンバーを
移動させるのはメカボックスのエアーノズルがチャンバーとかみ合ってるので
取り出しやすくするのが理由です。

チャンバーを押しつけて25度位回転させて引き抜きます。凹凸でかみ合ってるのですが
チャンバー側の凸(赤丸)は水平ですがアウターバレル側の凹(青丸)は角度が付いてます。

ピン1本だけでアッパーレシーバー、チャンバー、ロアレシーバーとに分解出来ます。

チャンバーはフルメタルです。

インナーバレルの全長は205㎜です。

グリップ底のモーターを固定してるナットを外します。

ボルトキャッチの斜め右下のピンを押し出します(ローレット加工等はありません)


メカボックスを取り出す際はG36系と同様にセレクターポジションはセミオートの位置に
しておいてください。理由は同様です。

まずは赤丸部分のナット2箇所を外します。これで金属パーツが取り外せるのですが
青丸部分の所に細長いスプリングがありますので紛失に注意です。その後は緑で
囲ってあるパーツを取り出します。

赤丸部分のナットを全て外し青丸のギアカバーを取り外します。

これでモーターユニットがフリーになりましたので、メカボックス上部のプレートを引き抜き
メカボックスを開きます。

…(*゚Д゚) アレ?メカボックスを開いた画像が無い罠wまぁ、いいや至って普通でした。
軸受けは6㎜のメタルブッシュ。

エアーノズルは4枚の爪があるタイプです。エアーノズルの先端には弥生の知る限り
ですと円形、三角形の2種類。爪に関しては0、3枚、4枚とあります。
この穴の大きさや形、爪の枚数や有無によりエアーが噴き出す流量流速変動が発生します。
「これが良い」とは一概に言えません。理由はスプリングのテンション、シリンダーの容量、
ピストンヘッドの種類、インナーバレル(内径・全長)チャンバーの気密性等、同軸線上で
捉えて初めてベストな組み合わせを見つける事が出来ます。
とは言え弥生もまだまだですが(;´・ω・)

ギアは熱加工処理を施された焼結タイプ。

ピストンは最初のラッチ1枚目がクラッシュ対策で無いタイプです。シリンダーヘッドは
特段変わった事も無く。シリンダーはMP5A4クラスと同等の物なので容量的には
適正サイズです。スプリングガイドは…ベアリング内蔵で上からカバーが付いてるのかな?
分解しようとも思いましたが壊すのもあれなので見送りで(一応Ver.3用のベアリング内蔵
スプリングガイドの予備はあるので問題無いと言えば無いんですがw)
そしてこの後はシム調整を行い、いつものようにナスカルーブにてギア各種をコーティング。
その上から今回はモリブデン系の高粘度グリスを塗布。シリンダー内部にはシリコンスプレー
を噴霧し、ピストンにはセラグリスを塗布。スイッチ類には接点グリスを塗布します。
で、新品なのでメカボにギアとモーターのみを組み込んで15分程慣らし運転をします。
慣らし運転が終わったら各種パーツを組み込んで終了です。

スプリングはVanaras製MS90不等ピッチを使用です。初速は95.3m/sですね。
10数発試射しましたが平均して96m/s前後で落ち着いてます。

次はサイクルですね。12.2発/秒です。リアルサイクルではありませんが良しとしますか。
■製品データー■
重量:2350g
全長:450㎜~695mm
装弾数:530発
サイクル:12.2発/秒
射撃モード:セイフティ、セミ、フル
ギアボックス:Ver.3
モーター:ショートタイプ
ホップアップ:可変ホップアップ搭載
■実銃データー■
重量:2100g(UMP9、UMP40)、2300g(UMP45)
全長:450㎜~690mm
装弾数:30発(UMP9、UMP40)、25発(UMP45)
サイクル:10.8発/秒((UMP9、UMP40)、10発/秒(UMP45)
簡単なので1回で終了です(・∀・)
■紹介編■
パッケージと梱包内容。流石G&G製だけありチープさを微塵も感じさせませんね。
付属内容はUMG本体、多弾マガジン(530発)、20㎜レイル(左右分)、マニュアル、
クリーニングロッドです。
UMPとはUniversale MaschinenPistoleの略称ですね。
印象としてはMP5とG36Cの中間と言った感じでしょうか。
プルーフマークもしっかりと再現されております。
左側:ニトロプルーフ(対無煙火薬強度試験合格印)
中央:製造年A=0~K=9.この場合EGなのでE=4、G=6、46年製造と言う矛盾が。注①
右側:ウルム検査場での合格印。
注①=G36とUMPはほぼ同時期に開発が進められており実戦配備期間は1996年~
なので上記のようなEG(1946年製造)はありえない。
銀色のプレートは製造ロット№。
G&Gは作りは良いのですが、自己主張が強い所が玉に傷ですね(;´・ω・)
コッキングレバーを引くとボルトカバー内のホップ調節にアクセス出来ます。
セレクターはMP5系やG36系のようなイラストタイプ。
ボルトキャッチはダミーでは無くライブで可動、機能します。(詳細は動画で)
マガジンはM11やM10の様な直線タイプです。G&Gの自己主張が…w
個人的にはこの「6㎜ AUTO」の6を引っくり返して「9㎜ Auto」にして欲しかった。
ストックをたたむと非常にコンパクトです。G36系の様にストックをたたんだ時には
ラッチがあるので不用意に開いたりすることは無い。
MP5K PDWと比較。コンパクトさで言えばクルツの方が上だが実銃で言えば
射撃の安定性と装弾数、20㎜レイルによる拡張性の高さ、ポリマーフレーム採用による
重量の軽減、錆や腐食に強い等利点ではUMPが有利ですね。
MP5RASとの比較。このMP5のストックはUMPのを採用してます。全長で言えば、
ほぼ変わらずでMP5の方がハイダー分長い位ですか。
リアサイトは可倒式。オープンタイプとピープタイプを距離に応じて使い分けます。
リアサイトの調整は青丸で左右(ヴィンテージ)、赤丸で上下(エレベーション)です。
フロントサイトはH&Kでは見慣れたタイプです。欲を言えば左右への調整も再現
されていれば文句無しでした。
ハンドガード下部前方の左右にはスリングホールがあります。
同じくレシーバー左側にもスリングホールがあります。
バッテリーの脱着はストックを折りたたみ、後部ハッチを開いて奥からコネクターを
引き出します。バッテリー規格はAKタイプ(8.4v迄)
■分解編■
まずは赤丸部分のピンを押し抜きます。
マガジンハウジング内部のチャンバーを矢印の方向へ押しつけます(ドライバー等で)
後はこの様にロアレシーバーを回転させて取り出します。先ほどのチャンバーを
移動させるのはメカボックスのエアーノズルがチャンバーとかみ合ってるので
取り出しやすくするのが理由です。
チャンバーを押しつけて25度位回転させて引き抜きます。凹凸でかみ合ってるのですが
チャンバー側の凸(赤丸)は水平ですがアウターバレル側の凹(青丸)は角度が付いてます。
ピン1本だけでアッパーレシーバー、チャンバー、ロアレシーバーとに分解出来ます。
チャンバーはフルメタルです。
インナーバレルの全長は205㎜です。
グリップ底のモーターを固定してるナットを外します。
ボルトキャッチの斜め右下のピンを押し出します(ローレット加工等はありません)
メカボックスを取り出す際はG36系と同様にセレクターポジションはセミオートの位置に
しておいてください。理由は同様です。
まずは赤丸部分のナット2箇所を外します。これで金属パーツが取り外せるのですが
青丸部分の所に細長いスプリングがありますので紛失に注意です。その後は緑で
囲ってあるパーツを取り出します。
赤丸部分のナットを全て外し青丸のギアカバーを取り外します。
これでモーターユニットがフリーになりましたので、メカボックス上部のプレートを引き抜き
メカボックスを開きます。
…(*゚Д゚) アレ?メカボックスを開いた画像が無い罠wまぁ、いいや至って普通でした。
軸受けは6㎜のメタルブッシュ。
エアーノズルは4枚の爪があるタイプです。エアーノズルの先端には弥生の知る限り
ですと円形、三角形の2種類。爪に関しては0、3枚、4枚とあります。
この穴の大きさや形、爪の枚数や有無によりエアーが噴き出す流量流速変動が発生します。
「これが良い」とは一概に言えません。理由はスプリングのテンション、シリンダーの容量、
ピストンヘッドの種類、インナーバレル(内径・全長)チャンバーの気密性等、同軸線上で
捉えて初めてベストな組み合わせを見つける事が出来ます。
とは言え弥生もまだまだですが(;´・ω・)
ギアは熱加工処理を施された焼結タイプ。
ピストンは最初のラッチ1枚目がクラッシュ対策で無いタイプです。シリンダーヘッドは
特段変わった事も無く。シリンダーはMP5A4クラスと同等の物なので容量的には
適正サイズです。スプリングガイドは…ベアリング内蔵で上からカバーが付いてるのかな?
分解しようとも思いましたが壊すのもあれなので見送りで(一応Ver.3用のベアリング内蔵
スプリングガイドの予備はあるので問題無いと言えば無いんですがw)
そしてこの後はシム調整を行い、いつものようにナスカルーブにてギア各種をコーティング。
その上から今回はモリブデン系の高粘度グリスを塗布。シリンダー内部にはシリコンスプレー
を噴霧し、ピストンにはセラグリスを塗布。スイッチ類には接点グリスを塗布します。
で、新品なのでメカボにギアとモーターのみを組み込んで15分程慣らし運転をします。
慣らし運転が終わったら各種パーツを組み込んで終了です。
スプリングはVanaras製MS90不等ピッチを使用です。初速は95.3m/sですね。
10数発試射しましたが平均して96m/s前後で落ち着いてます。
次はサイクルですね。12.2発/秒です。リアルサイクルではありませんが良しとしますか。
■製品データー■
重量:2350g
全長:450㎜~695mm
装弾数:530発
サイクル:12.2発/秒
射撃モード:セイフティ、セミ、フル
ギアボックス:Ver.3
モーター:ショートタイプ
ホップアップ:可変ホップアップ搭載
■実銃データー■
重量:2100g(UMP9、UMP40)、2300g(UMP45)
全長:450㎜~690mm
装弾数:30発(UMP9、UMP40)、25発(UMP45)
サイクル:10.8発/秒((UMP9、UMP40)、10発/秒(UMP45)
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