2011年01月14日

tasco製 3-9x40 スコープ

tasco製 3-9x40 スコープのご紹介とスコープについての説明です。

tasco製 3-9x40 スコープ
対物レンズ:対象物側に向けるレンズを指します。
接眼レンズ:射手側に向いているレンズを指します。
チューブ:スコープのボディー。中央の円筒状の部分で通常ここにマウントリングを取り付ける。
ヴィンテージ・ノブ:左右の調整用ツマミです。ここを回すとレティクルが左右に動きます。
エレベーション・ノブ:上下の調整用のツマミです。ここを回すとレティクルが上下に動きます。
ズームリング:このリングを回して倍率を可変させます(可変ズーム機能付の場合)。

■ゼロイン調整
スコープ取り付け後、初めて射撃する場合や着弾点と照準点がずれている場合は、
ゼロイン調整をする必要があります。

●大きく着弾点と照準点がずれている場合は、スコープの取り付けそのものを見直し
全体を調整後、再度着弾点と照準点を合わせます。

●微調整はエレベーションノブ(ダイアル)とウインテージノブ(ダイアル)にて調整します。
a:エレベーションノブ(ダイアル)は通常上面にありupと表示されてます。
b:ウインテージノブ(ダイアル)は主に側面にありL 又は Rと表示されております。

上下方向はエレベーションノブ(ダイアル)にて調整します。着弾点が照準点より下の場合は、
エレベーションノブ(ダイアル)をUP方向に調整します。

水平方向はウインテージノブ(ダイアル)にて調整します。着弾点が照準点より右の場合は、
ウインテージノブ(ダイアル)を L 又は R 方向に調整します。

※・エレベーションノブ(ダイアル)とウインテージノブ(ダイアル)による調整は、
通常1クリックで1/4又は1/2、1/8MOAと表記されております。

次にスコープの主な種類です。

tasco製 3-9x40 スコープ
スタンダードな固定倍率タイプです。
4×20と表記されていれば4倍の固定ズーム、対物レンズの直径が20㎜となります。
長所としてはアイレリーフやピントが固定されてるので照準を付けやすい。
短所は可変ズームが無い分一定以上離れた場所は狙いにくい。

tasco製 3-9x40 スコープ
可変倍率タイプ。3-9x40の場合3~9倍まで可変ズーム出来、対物レンズの直径が40㎜です。
長所は可変ズームにより遠近に対応出来る。
短所は倍率が高くなると対象物を見失いやすく射手の微妙なブレがそのままスコープに
反映される。そのためプローン(伏せ)状態や銃を体に固定しての射撃スキルが必要になる。

tasco製 3-9x40 スコープ
可変倍率イルミネーションタイプ。イルミネーションのタイプも色々あり、ダットサイトのように
中央がドットで表示されるのもあればレティクルそのものが発光するタイプとあります。
発光カラーもレッドやグリーンを射手の任意で選べるタイプもあります。
長所は発光レティクルにより暗い場所に対して照準を合わせやすい。
短所は品質がピンキリで使い物にならないレベルも多々あるので購入には注意が必要。



次は標準的なレティクルのご紹介です。
tasco製 3-9x40 スコープtasco製 3-9x40 スコープ
tasco製 3-9x40 スコープtasco製 3-9x40 スコープ
一般的なクロスへア(十字)タイプが中心です。


次はイルミネーションタイプです。
tasco製 3-9x40 スコープtasco製 3-9x40 スコープ
tasco製 3-9x40 スコープtasco製 3-9x40 スコープ
こちらは一般的なクロスヘアタイプやT字タイプ、サークル(円)タイプもあります。



次が特殊タイプです。
tasco製 3-9x40 スコープtasco製 3-9x40 スコープ
tasco製 3-9x40 スコープtasco製 3-9x40 スコープ
測距用のスケールや距離による照準の補正目盛り等複雑な機能を持たせた物も多いのが特殊系です。
ミルドットに代表される測距が可能なものまで、数十のバリエーションがあります。
また、発光ダイオード等により、レティクルが光るイルミネートタイプもあります。

以上、スコープ選びの参考になって頂ければ幸いです。



タグ :スコープ

同じカテゴリー(照準系)の記事画像
SWAT御用達のフラッシュライトM910
アイアンサイトについて考証してみる
ホロサイト551と556
ELEMENT製 MINIダットサイト
Eo Techタイプ XPS-3 QDマウント付 ホロサイト 
ELCAN SPECTER DR スコープ
同じカテゴリー(照準系)の記事
 SWAT御用達のフラッシュライトM910 (2017-04-21 02:34)
 アイアンサイトについて考証してみる (2017-04-20 21:14)
 ホロサイト551と556 (2017-04-20 17:55)
 ELEMENT製 MINIダットサイト (2012-02-02 18:33)
 Eo Techタイプ XPS-3 QDマウント付 ホロサイト  (2012-02-02 13:35)
 ELCAN SPECTER DR スコープ (2011-05-22 02:48)

Posted by 弥生  at 07:32 │Comments(0)照準系

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。