2011年03月06日

弥生のメンテナンス(チューン)方法

基本的に弥生は流速チューンなるものはしません(´ー`)
理由は色々ありますが…
①メカボックスに負担がかかる。
②強力なスプリングレートを使用するため初速が規定値をオーバーする恐れがある。
③そのためにインナーバレルを短く切断するのが一般的。(銃によっては100㎜とかまで切断)
④強力なスプリングでシリンダー内のエアを内圧が上がったまま爆発的にピストンが押し切る。
⑤それによる副次作用効果で射撃時の音が大きくなる。
⑥ホップをかけると初速がどんどん上がる。
⑦弾道が安定しない。(0.25gのBB弾+強ホップであればまとまります)

等など…弥生の求める物とは真逆ばかりな内容です。
だからと言って別に流速チューンが悪いとかではありませんし非難するつもりもありません。
これもまたチューンの手法の一つですし。

弥生のチューン方法は基本的に「同軸線上でのカスタム」がメインになります。
ミリブロを見て頂けるとわかりますが、スプリングレートもMS80~MS90がメインですし。

ですので、初速向上の場合。
①インナーバレルとシリンダー容量を適正にする。
②メカボックス内部の接点部分の研磨(摩擦や抵抗を低く抑える)
③適切なグリスアップ。
④ピストンヘッドやシリンダーヘッドの使い分け(POM等)
⑤チャンバーとインナーバレルの気密向上。
⑥インナーバレルの長さによってはスプリングレートを下げる。

ちなみに弥生のマルイ製G36はスプリングがLaylaxのMS80を使用し、初速は
97m/s前後です(メカボックス内部がほぼ純正品ではありませんが)
インナーバレルの内径も6.08㎜と一般的な物を使用してます。インナーバレルは
然程初速に影響がありませんので同じお金をかけるのであれば弥生なら
ピストンヘッドとシリンダー等の給排気系や軸受け、グリス類にお金をかけます。
集弾性能を求める場合は別ですが(ノ∀`)

とは言え、弥生もまだまだ使った事のないパーツも多数ありますし「相性」の問題もあります。
この辺をもっと勉強せねばなりませんねぇ(ノ∀\*)

チューンなどに関しては色々な意見があると思います。
弥生の方針は極力銃本体に優しく長持ちするようなチューニングが目標です(○´ェ`○)




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Posted by 弥生  at 09:59 │Comments(1)整備/メンテナンス/レビュー

この記事へのコメント
集弾性能向上が一番知りたいですぅm(__)m
Posted by 通りすがり at 2011年03月06日 12:34
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