2010年12月20日

SRC HK416 分解編

今回はデチューン解除とメカボックスの取出しまでのレビューです。

SRC HK416 分解編
付属の工具でハンドガードを固定している特殊ナットを外します。

SRC HK416 分解編
配線で赤丸で囲ってある部分に接続端子が被膜で覆われてますので切り込みを
入れておきます。

SRC HK416 分解編
接続端子を外します。組み立て時は再度熱収縮チューブもしくはビニールテープ等で
絶縁処理を行ってください。

SRC HK416 分解編
これでハンドガードが本体から外れます。ハンドガードは一体成型のフルメタルです。

SRC HK416 分解編
HK416のガスピストンやロッド部分もある程度再現されております。

SRC HK416 分解編SRC HK416 分解編
ロアレシーバー左側にある2箇所の赤丸で囲ってあるナットを外してピンを押し抜きます。
この状態でアッパーレシーバーとロアレシーバーが分離出来ますので外しておきます。

SRC HK416 分解編
ロアレシーバー左側の赤丸で囲ってあるピンをローレット加工を施されている
逆側から押しピンで抜きます。

SRC HK416 分解編
上記で抜いたピンです。右側にローレット加工(ギザギザ)が施されており
ローレットが左右どちらにあるかは軽く叩いてみなければわかりませんので
最初は無理な力で叩かず様子を見て判断して下さい。

SRC HK416 分解編
アッパーレシーバーとインナーバレル&チャンバー系

SRC HK416 分解編
チャンバーはメタル製です。この時にHOPパッキンやHOP調整用のラバーパーツを
確認しておきます。稀に変形していたりサイズが小さかったりしますので常に予備は
用意しておいた方が無難です。

SRC HK416 分解編
インナーバレルは380㎜サイズです。この時にインナーバレルを洗浄します。
内部にシリコンスプレーを吹きかけクリーニングロッドの先端にガーゼもしくは
ティッシュを巻きつけたものを内部で数回往復させます。汚れ具合によっては
この作業を綺麗になるまで行います。

SRC HK416 分解編
ストックを外します。

SRC HK416 分解編
ストック後部の六角ナットを緩め、ストックパイプカバーを取り外します。

SRC HK416 分解編
ストックパイプ奥の+ネジを外し、これでストックとメカボックスを固定しているネジが
外れました。

SRC HK416 分解編
グリップ底の+ネジを2箇所外します。

SRC HK416 分解編
モーターに接続されているコネクター端子を外し、モーターを取り外します。

SRC HK416 分解編
グリップ奥にある2箇所の+ネジを外してグリップを取り外します。

SRC HK416 分解編
マガジンキャッチを固定している+ネジを外してパーツを取り外します。
これでメカボックスを固定していた全てのピンやネジ関係は外し終えましたので
ロアレシーバーからメカボックスを取り出します。

SRC HK416 分解編
SRC HK416 分解編
SRC HK416 分解編
ボルトキャッチリリースパーツはメカボックスとロアレシーバーの間で固定されてる
状態ですので引き抜いた際に無くさないよう注意して下さい。
次世代以前のM系と同じ作りです。

SRC HK416 分解編
SRC HK416 分解編
メカボックスを左右から。標準で8㎜ベアリングが装備されております。

SRC HK416 分解編
メカボックス展開図。タペットプレートとメカボックスの間にあるオレンジ色の物体が
今回のデチューン内容です。タペットプレートによって前後進するシーリングノズル
付近にパッキンやプラ片を詰めノズル前進位置を下げ、エアを漏らし威力を弱めます。

SRC HK416 分解編
スプリングガイドは軽量アルミニウム製でベアリング装備です。
各種ギアとメカボックスを洗浄してギアだけで再度組み立て、空回しを行い
ギアのかみ合わせを確認して必要によりシム調整を行います。
メカボックスの隙間から指でギアを回して音やガタ付きが無くスムーズに回転して
いれば問題ありません。ガタ付きやノイズがある場合は問題のある場所を探し出し
大体1~2㎜のシムをギア軸受け部分に組み込み再度ギアの回転を確認します。
問題が無ければギアにグリスを塗布します。スイッチには接点グリスを塗布し、
シリンダーにはシリコンスプレーを塗布します。
海外製の場合スプリングは強力な物が最初から組み込まれていることが多いので
メカボックスを組み立てる時に前もって用意しておいたスプリングに交換しておきます。
SRC HK416 分解編
今回はVanaras製のM90スプリングを組み込みます。
弥生は平均幾つかのメーカーのスプリング(80~90クラス)を数本は所持してるので
その場で困ることはまずないですね。

で、弥生の場合はメカボックスを組み立てたらグリップとモーターのみで組み上げ、
バッテリーを接続して試運転(慣らし)を行います。正常に機能しているかと、ノイズ等
異音がしないかとかを数発撃って点検・確認します。
必要に応じてモーター自体の慣らし運転もする場合があります。

初速は平均90前後で落ち着きましたので問題無しですね。






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Posted by 弥生  at 11:10 │Comments(0)HK416 (SR416)

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